水樹奈々・水瀬いのり研究部

水樹奈々、水瀬いのりについての研究データがメイン。その他、聖地巡礼、別子銅山、新居浜太鼓祭りなど。

【バンドリ!】MyGO!!!!! ZEPP TOUR 2024「彷徨する渇望」東京公演ネタバレ感想

こんにちわ、テッラです。

2024年2月12日、Zepp Haneda (TOKYO)で行われたMyGO!!!!! ZEPP TOUR 2024「彷徨する渇望」東京公演に現地参加しました。

今回の記事は、初めてMyGO!!!!!のライブに参加したネタバレ感想記事になります。

セトリ全てではなく、特に印象深かった曲をピックアップし、それらの曲について感想を綴るというスタイルで、なるべく簡潔にまとめました。

初めてのMyGO!!!!!のライブということで、良かったことだけでなく感じたことをありのままに書いています。

 

 

はじめに


まずはじめに、MyGO!!!!!との出会いについてです。

今年の正月にリア友を集めて新年会を行ったのですが、招集したメンバーには以前に僕が所属していたアニソンバンドのドラムがいて、そのドラマーからアニメを激推しされたんですね。

そこで、正月休みを使ってアニメを視聴したところドハマり

すぐにでもライブに参加したい気持ちが高まり、素晴らしいご縁があって参加が可能となりました。

ライブ開催までに、楽曲の跳びポやコールの予習だけでなく、ラジオ番組である迷子集会を第1回から視聴し、MyGOに関するほぼ全てのwebインタビューを読み、アニメももう一度全話見直し、準備万端でライブに臨みました。

 

ライブ本編について


物販について

ライブ開催までの割と早い段階でチケットの目途が立っていたので、事前物販の申し込みに間に合いました。

なので、ライブ当日は事前にTシャツ、タオル、ラバーバンドでしっかり装備を固めて現地に馳せ参じることができました。

一応ペンライトも持参したのですが、ライブハウスだし、グッズにペンライトがラインナップされてないってことはそういうことだと思ったので、結局使うことはなかったです。

 

「碧天伴走」~「迷星叫」

場所はDブロックでしたが、柵から2列目で視界は良好でした。

そうして「彷徨する渇望」東京公演が開幕。僕の初めてのMyGOライブは「碧天伴走」から始まります。

ずっと待ち望んでいた燈の生歌ですが、Aメロを歌い始めたところで異変を感じます。
あくまで個人的な感想ですが、どうもマイク乗りが良いとは思えずリバーヴもかかってない感じがする。

音響のせいだろうか?

正直、自分が思い描いていた歌声と違っていたのでかなり戸惑いました。

この音響のままでライブが進むのはしんどいかもしれない。

そんな気持ちに駆られてしまい、「碧天伴走」のみならず次の曲である「影色舞」もテンションが上がり切らず。

ところが、3曲目の「迷星叫」で自分の曇っていた気持ちに一筋の光が差します。
原曲とは違い、イントロでサビをアカペラで歌うという超絶アレンジ。

ウィスパーボイスを駆使して情感たっぷりに歌い上げる燈の歌声に涙腺が刺激され、迷子になっていた自分のテンションにもエンジンがかかってきました。

「名無声」では会場の観客と一緒にコールできたことで、気持ちがよりライブに入っていけるように。

この頃には、ボーカルの音響も修正されたように思いましたし、少なくも1~2曲目で感じた違和感は消えていました。

 

「壱雫空」

極めつけは次の「壱雫空」。

楽曲が始まった途端、僕の心は、楽曲のMVのように曇り空が明け、晴れ間から眩しい光が差したように一気に明るくなりました。そして、自分のテンションも爆上がりし、それと呼応するようにBメロ、サビの跳びポの打点も高くなっていきました。

イントロで燈は歌詞を飛ばしてしまいましたが、それも自分にとってはプラスポイントになりました。

歌詞を間違えたり飛ばしたりってことはプロンプターを使ってない、あるいは使っていても見てないってことになります。

プロンプターを使うこと自体は決して悪いことではなく、むしろごく当たり前になっているかと思います。

でも、個人的には自分で歌詞を覚えてくるアーティストにはやはり好感を持ってしまいますし、そもそもプロンプターを使っていると、プロンプターに目線が映るところがどうしても気になってしまうんですね。

また、歌詞を忘れるということは、それだけ自分の気持ちが高ぶっているという証拠。
世界観に入り込み、自分の気持ちを高めれば高めるほど、それとは相反して記憶は薄れていくのが人間の脳の働きではないかと思います。

なので、燈は、上手く歌を歌おう、良いパフォーマンスしよう、というのではなく、自分のありのままの気持ちをそのままぶつけていくボーカル、そのスタイルはまさに燈そのものだと思い、より自分の熱も上がっていったのでした。

 

「潜在表明」

7曲目の「潜在表明」。
いやぁ、もう衝撃的でしたよね。

なかなか言葉にすることは難しいのですが、僕がMyGOのライブに求めていたもの、むしろ、それ以上のものが「彷徨する渇望」東京公演の「潜在表明」にありました。

燈の心に秘めた抑えきれない衝動、やり場のない感情みたいなものが、魂の咆哮となって放出されたような。

その咆哮に脳天を撃ち抜かれる感覚。
燈の叫びは、僕の心を直接掴んで、掴んだまま、思いっきり振り回してぐちゃぐちゃにかき乱しました。

もう、訳も分からずに号泣していました。
涙が勝手にどんどん溢れていました。
今もあの光景を思い出すだけで涙腺が緩んでしまいます。

その空間、その一瞬にしかない音、声が間違いなくありました。

この日の「潜在表明」は魂の記憶に刻まれました。
一生忘れることはないと思います。

 

「音一会」~「迷路日々」

10曲目の「音一会」では、間奏でメンバー同士が向かい合うシーンでも涙腺崩壊。

こうやってみんなが一つになって、みんなで同じ気持ちを共有して音を奏でている。アニメでもそうだし、リアルライブでもいろんなライブを経験する中で一体感や絆が強くなって、それがMyGO!!!!!というバンドを強くしているんだよなと思ったら、涙が止まらなくなってしまいました。


11曲目の「迷路日々」では出だしから号泣。

ぶつかり合って一度はバラバラになってしまったけど、メンバーみんなが誰一人欠けることなく同じステージに戻ってくることができた。

アニメ本編の、あのキラキラした輝くような最高のライブシーンがフラッシュバックしました。

泣かずにはいられませんでした。

 

「砂寸奏」

本編ラストは新曲である「砂寸奏」の初披露。

イントロの王道ロックなパワーコードフレーズで一気に楽曲の世界に引き込まれました。一方、燈もこぶしを振り上げて観客を煽り、会場のボルテージはどんどん高まっていきます。

さらに印象的だったのが、キメとブレイクが連続するAメロ。

こういうキメとブレイクって、クリックがあってもバンド内の呼吸が合ってないとかっこ良くならないんですよね。
その呼吸がぴったりでめっちゃかっこよかった。

実は、ライブでは燈が歌詞を飛ばしてしまったのですが、初披露だったので、後にMVで確認するまではAメロも含めてイントロだと思っていました。歌がなかった分、逆に演奏のかっこよさが際立って印象深くなったので、ライブとは生き物だなあとつくづく感じます。

サビも一緒にコールができて一体感がありましたし、ライブで盛り上がれる曲がまた増えましたね。

 

アンコール

アンコール1曲目は、念願だった「無路矢」。
楽奈の生歌ホイッスルボイスが凄すぎて鳥肌立ちまくりでした。
重厚感あるギターサウンドも良かったです。

アンコールラスト前のMCでは、再び涙腺崩壊事案が発生。

アンコールではキャラクターではなく、中の人としていろいろおしゃべりしてくれるわけですが、燈役である羊宮妃那さんの「今日にしか感じられないものが沢山あったと思う。それを一生胸の中に留めてもらえたら。」というMCがあったんですね。

それは普段の羊宮さんとしてのお話であるにもかかわらず、お話の内容はまるで燈が言うようなセリフで、羊宮さんと燈って密接不可分で羊宮さんの中にはずっと燈の魂が息づいてるんだなあと改めて実感し、また涙が溢れ出てきてしまいました。


そして、ラストは「焚音打」。

熱さとエモさが全て詰まったような楽曲で、この曲もまた泣けるんですよね。


イントロの燈の語りから疾走感全開なイントロが始まった途端にまたもや涙腺が。Aメロ、Bメロのポエトリーが熱くて心と涙腺をガンガン揺さぶってくる感じでした。

そして、「このパンクロックの中で同じ熱になれるいまがすべて」でもう完全に号泣。

ほんとこれなんだよ!

名状し難い感情の高ぶり、全身の血が沸騰するような心の熱さ。

BanG Dream! It's MyGO!!!!!という作品を通じて得た感動の全てがギュッと凝縮されているようでした。

そして、曲のラストでは「迷子でもいい、迷子でも進めーーーー!」という魂からの絶叫。

燈は、羊宮妃那さんはどんだけ僕の心と涙腺をぐちゃぐちゃにしてくれるんだよ、なんなんだよ、もう!

曲が終わった後は放心状態。
言葉にならず、しばらくずっと立ち尽くしていました。

終わってみれば、最高という言葉だけでは片づけられない、片づけたくない、一生記憶に残るような衝撃的で本当に素晴らしいライブになりました。

 

演奏陣について


ここまでは、ほぼ燈中心に感想を述べてきたのでほかのメンバーについても思ったことを書いてみたいと思います。

楽奈はリードギターらしい派手パフォーマンスもありましたし、「歌いましょう鳴らしましょう」でのタッピングもかっこ良かったです。

愛音はリズムギターとして安定したバッキングでしたし、「砂寸奏」でのパワーコードフレーズを弾く姿に痺れました。

そよは終始安定したリズムキープでしっかり土台としてバンドを支えてくれる感じでした。

最後に立希ですが、個人的には一番好きな演奏でした。
正確なスネア連打や高速タム回し、力強いキックなど、全体としてのドラムさばきが本当に最高でした。

 

その他


本編が終わり、アンコールが始まる前に燈の朗読がありました。

水槽の中にぐるぐる沈み込んでいくみたいな内容だったかと思いますが、あの内容って今までのMyGOの物語と何かしら繋がる部分があるんでしょうか?新参者の僕には全然分からなかったです。

公演が進むにつれて、その謎が解明されていく流れなのかもしれません。

ところで、その「ぐるぐる」というセリフのところで、ペンライト(UOだったかも?)をグルグル回し始めた観客がいました。

そのグルグルを見たほかの観客から笑い声も起きていたのですが、僕としては何一つ面白くなかったですw(UOグルグルそのものに対する嫌悪感はないです。)

 

おわりに


最初こそいろんな不安があったものの、終わってみれば素晴らしい初めてのMyGOライブとなりました。

僕の主現場であるライブとはまた違った熱量、感動がありました。

僕とバンドリの関わりで言えば、アニメは見てましたが、RASのライブに一度行ったきり。そんな僕がここまでMyGOという作品にハマってしまうなんて、人生分からないものですねw

MyGO!!!!!のみなさん、最高に熱くてエモくて、あの時間、あの空間にしかないものを届けてくれて本当にありがとうございました。

これからもMyGO!!!!!を応援していきます!